EVENT REVIEW
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芋焼酎の香りとともに多くの笑顔が生まれた。
鹿児島のサッカークラブ、FC KAGOSHIMAの九州リーグ昇格を祝した決起パーティーが都内、SECOラウンジにて開催。
主な参加者は関係者と東京に住んでいる鹿児島出身者で世代を超えた老若男女150人ほどが集まった。
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応援ソングのバンド演奏からスタートし、FC KAGOSHIMAのこれまでの歩みの紹介に。
そもそも鹿児島県はプロサッカーチームがない県であり、この状態は全国でも非常に数少ない
にも関わらず、数多くの有名スポーツ選手を出身県でもある。特にサッカーにおいては前園、城、遠藤ら多くの才能が鹿児島から巣立ち、歴代の日本代表として活躍してきた。
また、選手育成にも県ぐるみで力を注いでおり、国立表彰台常連のサッカー名門校も多く有している。
つまり、人材に恵まれ名プレーヤーが生まれる大きな可能性を持ちながら、彼らが地元を背負って戦うチームがないというのがいまの鹿児島県の現状なのだ。これは非常にもったいない。
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この状況を知り、地元を愛する鹿児島出身者たちが発足させたサッカーチームがFC KAGOSHIMAだ。昨年3月の発起以降、多くの試合を大量点差をあげて勝ち進め、そこからわずか1年で県リーグから九州リーグへと昇格を決めた。新鋭ながらその実力は既に全国規模の注目を集めている。
会場スクリーンではFC KAGOSHIMAの活動記録や地元での報道された試合の様子などを上映し、今年1月25日に行われた九州リーグ昇格決定戦のVTRでは中心メンバー、田上らの活躍シーンではフロアから自然発生的に大きな拍手が沸いた。

その後FC KAGOSHIMAの盛り上がりを受け、『東京在住の鹿児島人としてできることは?』というテーマのもとトークセッションを開催。パネラーには様々な世代、職業、価値観のメンバーがそろい、時々に笑いをはさみながら活発な意見交換の場となった。
☆参加パネラー
有川久志 (鹿児島をスポーツで元気にする会 幹事)
小原 爽子 (日本経済研究所)
坂口修一郎(ミュージシャン/プロデューサー)
幸福 博(渋谷・鹿児島おはら祭大会運営委員会 推進本部長)
鎌田 嘉恵(鹿児島セレクトショップMOZE MARCHE代表)
猶崎 江美衣・板川 綾子(九州居酒屋「のんど」経営)


その頃には無料で振る舞われた焼酎の効果もあってか、来場者間にも交流が生まれ、フロアは和気あいあいとした雰囲気に。
FC KAGOSHIMA発起人の有川氏をはじめ参加者の大多数が口にしたことは「鹿児島が大好き、鹿児島のことをもっと知ってもらいたい、好きになってほしい」という想い。この言葉はFC KAGOSHIMAのスローガンとしても『鹿児島を愛する人々よ、立ち上がれ!』とはっきりと表されている。
イベントを通して元気がよくもまるみのある鹿児島弁が飛びかい、芋焼酎のいいかおりが漂うフロアはとても居心地のよい空間だった。これが鹿児島県人の主張する、鹿児島らしさであるならぜひ現地鹿児島にも足を運びたくなるというもの。
FC KAGOSHIMAは鹿児島県人の団結を強めるとともに、鹿児島、さらには九州の魅力やいまを外に伝える大きな力となるに違いない。今後のチームの活躍におおいに期待したい。
文:室屋 里緒
写真:安藤さとみ / 室屋 里緒
焼酎提供:小正醸造株式会社
企画制作: FC KAGOSHIMA / NINES
NEWS[南日本新聞]サッカーで故郷活性化(PDF)
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